【社長日記】2024年度決算

当社は6月末決算なのですが、ようやく決算も締まり2024年度が終了しました。第28期決算は売上高2億6000万円、経常利益1400万円という結果で、なんとか黒字で終わることができました。お世話になりました皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

売上については例年、いくつかの軸で分析しています。ちなみに第27期はこちらです。

まず部門別の売上集計です。

部門別売上比率

EC部門の売上が伸長しXR部門の売上が減少しました。医療福祉部門は微増でした。XR部門の売上の減少を想定して、一部のメンバーをEC部門に異動しましたので、ほぼ計画どおりの結果でした。

ECについては案件が大型化しています。ECサイトも小規模で簡易なShopifyやStoresの利用したサイトと、EC-CUBEとはいえコストかけて作りこんだ大規模サイトに二極分化しています。後者は運用や追加開発にもしっかり手をかけています。当社は保守運用や周辺システムも含めて対応していますので、受注は増加傾向にあります。

一方でXRは、ジャンルそのものが弱含みな状況です。最近のXR関連の展示会なども規模縮小傾向に感じられますね。ハイブ曲線でいうなら、VRは一定程度定着して安定期に入り、需要の中心が新しいシステムを開発から、既存システム上の3Dコンテンツ作成などに移っているようです。一方でMRについてはHoloLensの生産終了などからも察せられるように期待のピークを過ぎ、幻滅期に入っているように感じます。期待していたApple Vision Proに始まる空間コンピューティングですが、期待のピークどころかいまだに黎明期状態のように思えます。AIに対する期待の過熱の陰に隠れてしまっていという側面もあると思います。話題の中心からは外れてしまった感はありますが、XRの有用性が失われてしまったわけではありませんので、引き続きXRでのAI活用など旬な分野での研究を進めています。

次に地域別ですが、こちらは昨年とほとんど同じでした。

部門別売上比率

関東はほとんどが都内のお客様で、一部神奈川県のお客様もいらっしゃいます。東京は会社の数も多いので仕事も多いです。東京支社があるかぎりは東京での売上比率が高くなります。前期は地元広島での地の利を活かしたビジネスに力をいれまして、広島でのお取引は増えたのですが、それ以上に東京の受注額が増えたので比率としては変わりませんでした。

最後に取引先区分別です。

取引先区分別売上比率

こちらも少しだけSIer様経由の仕事の比率が増えましたが、基本的には大きな変化はなく、ユーザー企業様から直接のご依頼が約8割でした。ユーザー企業様に寄り添ったIT活用を目指しておりますが、そのような姿勢を評価していただけているものと思っております。当社のような小さな会社を信頼して直接お取引いただいているお客様に心から感謝しております。

 

以上が前年度のご報告です。そして新年度。こちらもすでに2か月過ぎました。前年度に引き続き、今年度もAIをどのように活用するかがIT系企業の浮沈に関わるテーマになりそうです。開発や保守におけるAIの活用と、AIを活用したソリューションの開発に特に集中していきたいと思っております。今年度も良いご報告ができるように頑張っていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。