みなさまGWはどのように過ごされましたでしょうか。
私は5/3,4と富士スピードウェイにSuper GTを観戦しに行ってきました。レース観戦は初めての経験でものすごく楽しんだのですが、レジャー100%ではなく勉強でもありました。と言いますのが、当社ではGOODSMILE RACING(GSR)さんのシステム面でのお手伝いをしています。それで10年来、レースのスケジュールや成績は追いかけていましたが、実はレースはまだ一回も見に行っていませんでした。今回は、お客様のことをもっと知りたい、という目的もあったわけです。
きっかけは、GSRの谷口選手が広島出身で、なんと私と同じ小・中学校の先輩でいらっしゃると最近知りまして、故郷愛も後押しになり、今年こそはどうしても現地観戦しようと思っていました。
レジャーじゃなくて勉強だとか言ってますが、生で見るレースは、とにかく迫力があって、テレビやネットで見るのとは全く違い、エンジン音、スピード、会場の熱気に圧倒され、結果的に100%楽しみました(笑)
それ以上に印象的だったのが、サーキットという空間全体でファンが思い思いに楽しんでいる光景です。芝生にシートを広げてピクニックのように観戦する家族、スバルの大応援団、望遠レンズを構えたカメラマンたち——裾野の広いエンタメとしてのモータースポーツの魅力を肌で感じました。
GSRは、個人スポンサー制度やグッズ開発など、ファンとのつながりを大切にしながら新しい挑戦を続けているチームです。その姿勢は、モータースポーツ界に新しい風を吹き込み、3度のチャンピオン獲得という成績にもつながっています。
そのような新しい取り組みには、システム整備の必要も多く、私たちが貢献できそうなこともたくさんあります。そのためには、ただ頭の中で理解するだけでなく、現場に足を運び、空気を感じること大切だと思っています。お客さんの価値や想いにまで踏み込んで理解することは、気の利いたシステムを作る上で不可欠です。
ですが今回はそれ以上で、単純にファンになってしまいまして、そういう愛着は強いモチベーションになると思います。