【社長日記】東京オフィス移転

本日、東京オフィスを移転しました!

五反田駅から桜田通り沿いに徒歩5分の最勝ビル10階になります。五反田にいらした際はぜひお寄りください。

執務室の面積は今までお世話になった平澤三陽ビル8階のオフィスと同じくらいです。前オフィスは賃料もリーズナブルでしたし、眺めも良かったですし、オーナーが毎年春先に桜餅を持ってきてくださったり、とても居心地のよいオフィスでした。当社の東京でのビジネスが軌道に乗ったのもこのオフィスのおかげです。オーナー様ならびに関係者様、これまでありがとうございました。

とはいえ前オフィスにはいくつか課題もありました。1点目は会議室が欄間オープンだったので会議の声が筒抜けなことです。2点目はトイレが1か所しかなく、男女別の運用ができないことでした。新オフィスはその2点を解消しました。会議室は欄間クローズですし空調も独立して運用できます。またトイレは共有スペースにあり男女別で手入れも行き届いています。

オフィスの移転については少し悩みました。と言いますのも、ここ2年半の間、リモート勤務をしていてオフィスはほとんど使っていなかったからです。去年の今頃は、リモート勤務を中心にし、オフィスは最低限の大きさのレンタルオフィスでも十分ではないかなとも考えていました。しかし、その後リモートが長くなり2年を超えてくると、リモートのメリットだけでなくデメリットも見えるようになってきました。

社内アンケートを取ってもらった際に、ベテラン勢からはリモートが効率が良く、その理由として「割り込みが入らない」という意見が多かったです。一方で新人からは効率が悪く、理由は「分からないことが質問しづらい」という意見が散見しました。その2つの意見は実は表と裏で、オフィスではベテラン勢が自分の仕事の手を止めて新人たちに教える時間を取っていたのだと分かりました。

それで現在、広島本社では基本はリモート勤務を続けているのですが、新しい人と教えることができる一部のベテランにだけは出社してもらうようにしました。この、新しい人たちにとってリモートは少し難しい、という課題に対して、とりあえずオフィスに出てきてもらうという手段を取ったのですが、オフィスに出社するということが唯一の解決策とは思っていません。新人たちの悩みには、教育とか効率のよい情報共有方法とか、ベテランメンバーの手を必要以上に止めてしまわないようなもっとよい方法もあるのだと思います。しかし現時点では、オフィスで集まる方が効率がよく、それをやめると当社は長期的な成長が難しくなるだろう、というのが私の考えです。

とはいえ、東京においては通勤上の事情からリモートの方が都合がいいケースも多いと思います。それで制度としてリモートが採用できるようにしました。そのような事情もあるので執務室のサイズは拡大しませんでした。

明日からは新しいオフィスです。この新しいオフィスが、皆さまとの活発なビジネスの場となること、そして社員各自と当社の成長の場となることを願っています。

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