【シスフレ日記Vol.88】歩こうキャンペーンで美しい歩行姿勢を!(前編)

まだまだ残暑が厳しいですが、暦の上ではもう秋ですね。秋といえば・・・弊社では10月に恒例となった『歩こうキャンペーン』が開催されます!今回の賞品は何にしようかな~、何人参加してくれるかな~と、今企画を練っている最中です。

今回で4回目になる歩こうキャンペーン。せっかくたくさん歩くなら、健康のためだけでなく美しく歩きたい!「美しい歩行姿勢」とはどのような姿勢なのでしょうか。今回はその点について調べてみたいと思います。



歩き方について調べていると、次のような記事が目に入りました。

“日本の子どもの「歩き方」は海外の子どもと違っていた!?”

https://nazology.net/archives/113379

この記事によると、「日本の子どもは、年齢が高くなるにつれて、1分間の歩数が増えていた」というのです。これは他国では見られない傾向で、諸外国の子どもは7歳以降、歩行のテンポは変わらないか、歩数が少なくなることが研究で示されているそうです。これはなぜなのでしょうか?


理由については様々な解釈があるようなのですが、そのひとつとして考えられるのが股関節の動きです。日本の子どもは歩行中の股関節の動きが軽く内股で、年長になってもその動きが変わらないのに対して、諸外国の子どもは成長にともなって股関節が外側に向いていく傾向が強いのだとか。これには、日本では小さい頃からしゃがんだり正座したりする機会が他国に比べて多いことが影響を与えている可能性があると推測されています。

このあたりの股関節の動きなどは、弊社のAKIRAで計測することができそうです!




文化的背景の違いが歩き方に与える影響については他にも考察されており、静かな歩き方をエチケットに考える文化圏では歩幅が狭まる傾向にあるのでは?という考えもあるようです。確かに大股で歩くのと小股で歩くのでは歩行時に出る音も変わりそうです。歩く歩幅が狭ければ、同じ時間歩いても結果的に歩数は多くなりますよね。

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私は普段から大股で早歩きだと思っているのですが(娘たちと歩いていると「お母さん歩くの早い!」と言われます。笑)、どのような歩き方が美しいのでしょうか?

弊社で毎週月曜日の15時から『リモートオフィトレ®』を開催していただいている、広島元氣いっぱいプロジェクトのトレーナー岩崎先生は、“「歩く人」インストラクター(日本フィットネス協会監修)”の資格を持っていらっしゃるそうで、とりわけ身体的な健康という観点で歩行についてもアドバイスをしてくださっています。

Q. 歩くときにどのようなことに意識すれば美しく歩けますか?

A. 良い姿勢で歩けば美しく見えると思います。良い姿勢で歩くための基本のポイントをお伝えしますね。
 

基本の歩き方

脚や腕は、力を抜いて楽に振り出すように意識します。

胴体の安定は、脚を動かす際に大きな影響を及ぼしますので、ヘソより下の下腹を軽く引き締め、背筋を伸ばします。

歩く最中には、以下の3つのポイントを頭に置いておきましょう。

①背骨をまっすぐにし、背骨の上に、頭を置く

 ②左右の足の横幅を810cmとり、線をはさむように足を出す

 ③着地の際に、膝とつま先をまっすぐ前に向ける

以上の点を意識すると、姿勢は良くなり楽に歩けますし、颯爽と歩いているように見えますよ♪

 

なるほど。脚だけでなく胴体に意識を向けることが大切なのですね!

 

さて、長くなりましたので今回はこのへんで。

岩崎先生によると「エネルギ―をたくさん使う歩き方(痩せたい方へおすすめ)」、「身体への負担が少ない歩き方(膝や腰に不安のある方へおすすめ)」など、目的に応じていろいろな歩き方があるそうです。詳しくお聞きして、次回以降のシスフレ日記でご紹介したいと思います^^

お楽しみに♪