【社長日記】第60回日本理学療法学術研修大会に出展しました

昨日6/1まで東京国際フォーラムで開催されていた第60回日本理学療法学術研修大会に出展していました。もちろん鑑AKIRA®を見ていただきたいという目的がメインなのですが、それだけでなく当社の試作品いろいろなどについてもご意見をいただきたいという目的もあって参加しました。

今回の理学療法学会ですが、World Physiotherapy Congress 2025(以下WPC)と同時開催ということもあり、外国の理学療法士の皆様にも会えたりしないかなと思い、英語の話せるベンソンにも来てもらいました。ベンソンは当社の関連会社でもあるSHOSABIの開発を手伝っています。SHOSABIは医療ではなくフィットネスジムをターゲットにした製品なのですが、モーションキャプチャシステムでフィードバックしながら運動してもらうシステムはリハビリにも応用できるのではないかと思っています。理学療法士の方々にもジムのトレーナーとしても活躍されている方もいらっしゃいますので、いろいろご意見が聞けるのではないかと思い、SHOSABIのシステムも参考展示させてもらいました。ちなみにSHOSABIは日本ではまだ展開しておらず、英国とドバイ、サウジアラビアなどの中東のハイエンドのジムに導入されていまして、英語のみの展開になります。WPCとの同時開催なので、英語のみのシステムでもみてもらえるかな、とか、海外のメディカルフィットネスの事情なども情報収集できるといいな、といった目論見で展示しました。

SHOSABIの詳細はこちら

東京国際フォーラムでの展示の様子

(東京国際フォーラムにて。株式会社SHOSABIの小林取締役と当社のベンソン)

WPCは5/29~5/31開催で、理学療法学会は5/31-6/1開催ですが、展示は6/1の1日だけしかないということだったのですが、それでも少しは海外の理学療法士の方にもお会いできるのではないかと期待していたのですが、結果的には全くお会いすることはできませんでした。・・海外から学会で来日され、土曜日まで学会を堪能されたら、日曜日は日本の観光地を堪能したいと思うのが普通ですよね。。ということで、その目論見は外れてしまったのですが、理学療法士でトレーナーもされている方にはお会いできてご意見も聞けたのでよかったです。

SHOSABIのように作りこめば、鏡を見てトレーニングするよりも、リアルタイムに動作の注意点をフィードバックできますし、その記録を取り、時系列に変化を示すといったことも可能です。ゲーム的に採点などもできるのですが、純粋なフィットネスならともかく、リハビリにおいては慎重に考えるべきですが、なんらかモチベーションアップのための工夫を実装することもできると思います。当社のオフィスであれば広島でも東京でも体験していただけますので、関心があればぜひご連絡ください。

ほかにも身近なスマホのToFセンサーを利用した、退院時訪問指導などに使える家屋調査のためのアプリの試作品などもお見せしました。一部の試作品はAppStoreに無料で公開していますので、実証的に使ってみてくださる方がいらっしゃればこちらもご連絡いただけますと幸いです。

SnapSize:写真を撮るだけで後から廊下の幅や浴槽の深さなどの寸法をしらべられるアプリ(AppStore)

次回は10月にいわき市で開かれる「全国リハビリテーション学校協会 教育研究大会」に出展予定です。
昨年は地元広島で開催されたのですが、台風で交通が完全に止まってしまい、参加者の皆様にお会いできなかったのですが、今年はお天気に恵まれることを期待したいです。