【社長日記】2021年仕事納め

2021年も本日もいれてあと残すところ3日。システムフレンドは本日で仕事納めです。

毎年12月29日を仕事納めにしていまして、午前中オフィスの掃除をして、昼にはちょっといいお弁当を食べて解散にしています。今年は東京、広島ともほぼ全面リモートにしていますので、お弁当は今時流行りのノンピです。

去年に引き続き、多くの人が「ステイホーム」になり、そんななかでインターネットでのコミュニケーションが重要になってきていますので、IT系の会社にとっては忙しい1年だったのではないかと思います。そして丸1年リモートワークを実施してみて、出社していたころに比べて何がメリットで何がデメリットなのか、長期的なことも含めて知見が溜まった1年だと思います。

恐らく今後もインターネットの重要性は大きくなる方向でしょうし、リモートワークもある程度常態化してくるのだと思います。それでセキュリティや情報管理の在り方がこの先数年の優先的な課題になってくるのではないかと思います。

そしてコミュニケーションの課題も一歩進んだ課題になるのではないかと思います。この2年間、お客様からの連絡も電話からbacklogなどでのチケットに変わっていきました。打ち合わせも自分の席でリモートでできるようになりました。エンジニアの立場でいえば、ノイズが減って集中できるようになったわけで、それによって能率が上がりました。その反面、人は案外ノイズからもヒントや知識を得ていて、それによって何か新しいものが生まれることがあったのですが、そういうチャンスはかなり低減していると思います。自分がマークしている情報はよく入ってきますが、自分がまったくマークしていなかった種類の情報はなかなか入ってきません。長期的にはこういった問題も解決する必要があると思います。みんなで出社すればある程度は解決するのは分かっていますが、みんなで出社すれば自動的に新しいものが生まれるというわけではないです。出社であれリモートであれ、創造的なコミュニケーションができる状態をどのように作っていくのか。この点もこの先数年の課題になると思います。

本年も大変お世話になりました。
みなさまよいお年をお迎えくださいませ。