【社長日記】在宅勤務再び

今週から再び在宅勤務を始めることにしました。

前回は2/21から一部在宅勤務を開始し、4/20~5/31は全社完全在宅勤務としておりました。緊急事態宣言という前代未聞の事態でしたのでとにかく緊急の対応で間に合わせました。

一方、今回はBCP(事業継続計画)的な目的で実施しています。新型コロナウイルスでの日本での死亡率は当初報道されていたよりは限定的なようです。それでも社員や社員の家族が感染した場合、本人自身は業務を行うことができる状況でも出勤できなくなってしまったり、オフィスを閉鎖しなければならなくなったりするといったリスクがあります。今後もPCR検査の陽性者数増加は止まりそうにないですし、政府が企業に7割のテレワークを要請するという報道もありましたので、この度、思い切って対応することにしました。

また、当社の場合、ヨーロッパ出身の従業員も多いです。日本で死亡率が低い何かのファクターXがあるのではないかと言われています。それは遺伝的なものなのか、子供のころの接種したワクチンなのかはわかりませんが、かなり数字が異なっています。彼らの出身地の家族は日本にいる日本人よりは深刻な気持ちで彼らのことを心配しているのではないかと思います。今回の決定にはこのことも関係しています。


前回、在宅勤務を実施していくつか課題が見つかっていました。当社の社員のほとんどは開発中心のメンバーなので、オフィスではデスクトップPCと有線LANと2枚から3枚のモニタを使っています。機材を持って帰るのはちょっとした引越になってしまいます。そこで各自が自宅で所有するPCからVPN経由でリモートデスクトップ接続をしてもらうという方法を取りました。それでも各自、業務を進めることはできたのですが、長期的に在宅勤務をするとなれば、やはり機材は必要です。

そこで今回は在宅勤務をする社員には機材を持って帰ってもらいました。また、出勤と在宅の切り替えは機材の運搬があるので、気軽に切り替えるわけにもいきません。そのため今回は長期を想定しています。

当社の場合、広島本社、東京支社ともに、徒歩通勤率が高く30%程度です。公共交通機関を使わない人はリスクが低いですし、オフィスも十分にソーシャルディスタンスを維持できる広さなので、一部はそのままオフィス出勤としています。


私個人も電車通勤しているので在宅勤務をする予定です。前回は暫定ということで、キャンプ用の椅子に座って丸椅子を机替わりに、寝室の片隅で仕事をしていました。下の写真ですが、お恥ずかしい環境です。子供たちも休校中だったので、居間でリモートMTGが難しかったのでこのようなことになっていました。

今回も、子供たちは夏休みです。寝室に机と椅子を購入して場所を準備し、WIFIが届きにくかったのでLANケーブルを壁に通そうと思っています。在宅勤務も長期的に考えると、それなりに整備が必要ですね。