maemotoのブログ

岩崎学園 情報科学専門学校 卒業研究発表会

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2016年2月13日は横浜駅前 岩崎学園 情報科学専門学校の「卒業研究発表会」に学外審査員としてお招きいただきました。

情報科学専門学校さんはラボにぼくの大好物なKINECTやOculus、3DプリンターといったFab機器などを惜しげもなく豊富に揃えておられる素晴らしい学校です。
これまで学園祭やプログラミングコンテストにお邪魔して「エアーシンセ」でダンスしたり、「きゃらみらー」の展示など生徒たちと一緒に楽しませて頂いています。
あと放課後センサーコースで授業もさせて頂いています。

そんな感じで先生方とも生徒たちともかなり顔なじみな感じでかなりリラックスした気持ちで参加させて頂きました^^

というわけで審査員席へ。

今回発表してくれるのは下記の5チーム。

  1. 「ITインフラの柔軟化によるマルチクラウドの実現」
    様々なクラウドベンダー間でのVM移動の可否をマトリクス的に網羅した調査を行い作業手順書を残した
  2. 「マルチピザ~考え方を学ぶ」
    発達障害の子どもたちの学習法を補佐するスマホアプリを開発
  3. 「Kinectセンサを用いた擁護者向けゲームアプリに開発」
    車いすの人でも楽しめる体を使ったゲームをKinectを使って開発
  4. 「自動水やり機 ウォートマン」
    安価なパーツを組み合わせて、不在時に自動的に植物に水を与えるデバイスをプロトタイピング
  5. 「安否確認システム 安心クローバー」
    独居高齢者と家族間のコミュニケーションサービスを開発

リクルートスーツがキリッとして良いですね!
みなさんしっかりとプレゼンされていました!

一年生たちも熱心に聞いて、たくさんの質疑応答が出ていましたね!
なんか最初に聞かれちゃって審査員としては聞くことがなくなって困りましたねw

審査員室にはデモの置かれていて作者に質問したり体験することもできるようになっていました。

ゲストで横浜医療情報専門学校の卒業研究発表会でのグランプリ作品「RaspberryPiを利用した車椅子情報パネルの制作」の展示もありました。
こちらは車いすにバックモニターや障害物検知機能を付与し、かつ危険地点についてはクラウドに通知しマップで視覚的に情報共有ができるというデバイスです。
なんと女子生徒が一人でハードからソフトまで作り上げたという驚きの作品でした!

というわけで審査結果発表。

グランプリは「自動水やり機 ウォートマン」、次点は「Kinectセンサを用いた擁護者向けゲームアプリに開発」でした!

ウォートマンはチームでなく一人で作り上げた作品でしたが、だからこそ好きなものを寝食を忘れて楽しんで作り上げた結果が研究成果にもなっているという感じがしました。
「楽しんで作ってる感」これはぼくも一番大事にしているところです。
そして「なぜチームでやらなかったのですか?」という質問に「チームになるといろんな意見がでるため作りにくくなるためです」と正直に答えていたところがとても好感を感じました(笑)
チームで足並み揃えてというのは日本文化の良いところでもありデメリットでもあるかなと思っていて、そこからイノベーションはあまり生まれない気がしています。
ぼくもエッジが丸くなるしスピードが落ちるのであまりチームを組んでもの作りは会社ではやりません(サラリーマンにあるまじきことだw!)そのあたり彼に同感ですw

Kinectアプリのチームについては逆にチームワークと努力の勝利だったと思います。
キネクト作品ってインタラクティブで印象に残りやすく、コンテストではWebやアプリ系の作品よりデフォルトで有利なんですね。
でもこのチームは早めに作ったあと、油断せずUXの改善のために4回養護学校へ通い実地でフィードバックを受けて改善を行い良いものを作り上げました。
「Kinectアプリはコードを書いた時間の数倍をフィーリング調整に費やしてやっと使えるものになる」というこの業界の常識をちゃんと実践していますね。

賞を獲得できたチームも惜しくも逃したチームもみなさんお疲れ様でした。
審査員たちも良い刺激が得られたと話していました。

その後の懇親会では「社会に出たらこういう懇親会というものがつきものです。この懇親会には必ず参加して良いつながりを作ってください」というあいさつの言葉がとてもよかったですね(笑)
とにかく生徒たちを社会で通用する人間に成長させて送り出したいという先生の気持ちを感じました。

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というわけでぼくもこの教えに従って、懇親会後は渋谷へ特急に乗って急行、FabCafe MTRLで午後から開催されていた「TouchDesigner Regular Workshop 001」に懇親会から参加。
ペッパー君とカンパイしただけでなくここに来なければ生まれなかった良い繋がりをつくれちゃいました!
懇親会、大事だな~。